私をかたちづくるもの

今日は親戚で集まっておいしいものを食べました。

大きくなってからは、親戚の集まり―特に大人の集まりというものは、時には楽しいこともあるけれど、大概はストレスフルだなぁとつくづく思った。
あの空気が本当に嫌い。
査定されているような、(私の場合→)見下されているような空気。
みんな浮かれてて、他人の気持ちを考えずに結構好き放題言うので参る。
あそこで態度を露骨に変えるのも大人気ないし、私がピエロ役になることで場の雰囲気が良くなるのなら、と我慢はしましたけど。
それでも嫌なことはあるし、少なからず傷つくこともあるんだよ、と言いたかった。言えないけど。


*****


その時に会ったいとこが、いろいろ面白いことを言っていた。
あれ位の歳の子と話す機会がないからか、
その子がマイワールド全開なのか、
どっちなのか、多分どっちもなんだろうけど、
その子は会うたびにおもしろい一言を沢山くれるので楽しい。



なぜだか経験値というものの話になって、
私が「どうやったら貴方の経験値が上がるの」という様な事を聞いたら、
「面白いこととかしたことの無いことをしたら、それが食べ物に変身して、それを私が食べて大きくなるねん」
みたいなことを言っていて、
本人はきっとたいした意味じゃなく思いつきで言ったんだと思うけど、おもしろいなぁ・深いなぁ・なるほどなぁ、と思った。



思ったことを本能と感覚でポンポンと言ってしまい、しかもそれが周りの大人に評価されている子。
一方で、それをじっと見守って気を遣い、考えすぎて結局何も言えなくなってしまう、その子のお姉ちゃんには、
自分を見ているようで、いつも居たたまれない気持ちになる。
あの周りからの分られにくさよ。




そう、だから今日は いろいろな物を 食べました。