今までは聖〜と言ったらセイヤかおじさんだったのに
- 作者: 中村光
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/01/23
- メディア: コミック
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いいバチ当たり!笑った〜!
最初1ページ、というか5コマ目で既に笑った。
こんな作品が公開されてしまうのは、
クリスマスの後に大晦日も元旦も同じテンションでお祝い(?)してしまう、日本ならではだろうなぁ…
既にシチュエーションで笑ってしまう、ある意味、最強の出オチ作品。
宗教上の強い信仰がある方、もしかすると読むのを控えた方がいいかもしれません…
なんて言ってみるけど、
そういう人は表紙でやめちゃうんだろうな。
でも!「きちんと勉強してる人、知識のある人ほど面白い!(だろう)」という矛盾。
これで「は?!」ってなった人は止めたほうがいいし、「ブッ!」ってなった人は読んで損はない、かも、しれない。
話の内容が、表紙のまんまだからです。
ブッダさんとキリストさんが、日本の立川でアパートシェアして2人暮らし。
遊園地・プール・お祭り・漫画描いたり、お笑いコンビ組んだりと、下界でバカンスをするお話です。 マジです。
毎回変わる、Tシャツの文字も要注目。「ほけきょう」「仏顔×3」とかとか。
やっぱブッダ読まないと、と思った。あと荒川アンダーザブリッジ真剣に読もうかとも。
- 作者: 篠原健太
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2008/01/04
- メディア: コミック
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ヒメコにすごく救われている印象を受けた。
彼女の若干ベタベタな関西弁のツッコミで、緩急が付いて場面がパッ!としまっていて、効いているなぁ、と思った。
ツッコミだけが関西弁って、あざといというかベタというか…って感じがするんだけど、それがないような。
作者さんは関西の人じゃないと書いてあってびっくりした。
関西の人間が読んでも比較的違和感がない、と思う。
変な関西弁で突っ込まれたら冷めて笑えないし、速度も落ちるんだろうけど、
その辺の言葉選びがとても上手なので、テンポがよくなって相乗効果で面白くなってる気がする。
特に思ったのはボッスンが小さくなる話。
ヒメコのオカンっぷりが、びっくりするくらい関西のリアルなオカンだった!すごい。
「そういう人いるいる!」「こういうこと言う言う!」みたいな。
ライナノーツとか、相変わらずとっても真摯な姿勢が伝わってきて、すごく感じがいい。
しかし文字が多いな…!いいことです。読み応えがある。
とか思ってたら、
「文字ばっかのおまけなんて読んでないんじゃないの?」と、お約束の質問・イラストコーナーの募集がかかっていた。
いやいや!読んでるよ!
ライナノーツ減るの?無くなるの? それは寂しい!
どうでもいいけど、幼稚園児の頭身に吹きました。なんで。
- 作者: かわかみじゅんこ
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2008/01/21
- メディア: コミック
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やっぱり女の子がとてもよい。一言一言にハッとさせられる力がある。
「軽薄〜」よりも不思議ちゃんテイストが濃くなってる気がして、ちょっとむずがゆかったです。
でもたぶんこれは、1話あたりが短いから説明している部部分が少ないからなんだと思う。
男の人が読んだらどういう感想を抱くのか、すごく知りたくなる作品でした。