ブリ嫌いだけどブリ大根食べたくなった、「片恋の日記少女」
- 作者: 中村明日美子
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2008/01/04
- メディア: コミック
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ベタな素材を使ってても、アレンジがちょっとねじれていて、どれも着地点が素敵。
男の人の三白眼気味の目元とかとても色っぽいなぁ。既刊を調べて納得。 女の人のまろやかな体のラインも素敵です。
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「父と息子とブリ大根」はベタなのにウルッとしてしまいました。ちくしょう。おとうさん…!
「とりかへばやであいましょう」もよかった。 こういう話は何度か読んだけど「そうきたか!」みたいな。コメディっぽいとこもおもしろく、スピードにのっててんこ盛り。
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そしておじさんにときめきます。「娘の年ごろの娘」とか。 この人の描くおじさんは、見た目はおじさんじゃないですが。
おじさんの思考と異星人みたいな若い女の子とか…!
おじさんと女の子(幼い所から旬な所まで)という構図はどうしてこんなにもときめくんでしょうか。
決して犯罪的な所ではなく、ほのめかす程度の、どちらとももつかない宙ぶらりんな関係性がいいです。
おじ様でもおっさんでもおっちゃんでもおじちゃんでもいい。