緑川ゆき「夏目友人帳」

夏目友人帳 第5巻 (花とゆめCOMICS)

少しずつ夏目が人間に近づいていて、安心するやらなにやら。人間の仲間も増えてきたなぁ。
アニメ化が嬉しいやら不安やら。そうっとしておいて欲しい気もする…　
緑川さんのお話は、どれも言葉と映像の力がすごく大きくて、特に映像は、ある１シーンとか瞬間のビジュアルのインパクトがすごく強いイメージがあるので、どうなるんだろう。
便利な世の中です。ワールドワイドな蜘蛛の巣上で垂れ流しの、CDで聴いたニャンコ先生の声があまりにも美声でびっくりしました。　もっとおじさんとかおじいさん寄りの声を想像していましたので。　
変わって、夏目少年の声はとっても涼やかでいかにも美少年風、といった声で、なかなかいいなぁと思ったのです、が、ごめん。あの声を聞くと、絶望先生しか、出てこないんだ。(笑)　絶望した！　　夏目さんは私の中では美少年とか美形、というイメージではないけど、そういう描き方もされている箇所もあったり、なにより「涼やかな」という所が個人的なポイントのようです。